トイレの扉を開けたままにする
この家のトイレは2階部分にあります。階段のとなりのスペースで普段は扉を開いたままにすするそうですが、開いていてもいいようにとシンクやその取手など、またリモコンやアクセサリーの位置など、デザインにも気を配っています。その空間に採用したトイレはシンプルでコンパクトなタンクレストイレ「サティス Sタイプ」。たしかにその風景はトイレが見えても気になりませんし、狭小空間ゆえに扉を開いているほうが伸び伸びとします。
2階トイレ「サティス Sタイプ/ピュアホワイト」
正面上部は収納棚
トイレの扉を開いたままでも気にならない。
トイレ詳細図(クリックで拡大)
取材・文: 土谷貞雄
photo: 森崎健一
(2020年2月7日N邸にて)
(撮影/Anna Nagai)
増田 信吾(ますだ しんご)
1982年 東京都生まれ
2007年 武蔵野美術大学建築学科卒業
2015年 コーネル大学客員教授
2019年 明治大学特任准教授
大坪 克亘(おおつぼ かつひさ)
1983年 埼玉県生まれ
2007年 東京藝術大学建築科卒業
2007年から東京を拠点として共同で設計をはじめる。
主な受賞に、AR Emerging Architecture Awards 2014年 大賞(UK)、第32回吉岡賞 など。
著書 「Adaptation 増田信吾+大坪克亘作品集」。
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公開日:2020年03月25日