INTERVIEW 002 | SATIS
視線が暮らしを変えていく
── 内と外の家
設計:藤原徹平/フジワラテッペイアーキテクツラボ | 建主:幸和ハウジング株式会社さま
家具のようにトイレを考える
トイレの場所は隅の方に、できるだけ隠れた場所につくりたくなるものです。しかし可変性を前提とした家では、家の真ん中に置くほうがあとから自由になります。1階のトイレと水まわりは、家の中央に置かれ、間取りの変更に対応するように考えています。2階のトイレはキッチンのすぐ近くにありますがトイレを囲う壁を工夫して、トイレ全体がまるで家具のようなしつらえになっています。どこにおいても違和感のないようなトイレにすることで、トイレの配置をより自由に考えることができます。今回の建物はモデルルームで販売用の建物です。工務店というプロの立場からの感想では、汚れがつきにくい「アクアセラミック」は特に高い評価をいただいています。また洗練されたデザインが、トイレ空間を自然に綺麗に保ちたくさせるとも言っていました。
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公開日:2017年11月30日