事例10
高齢のご家族と将来の車椅子使用に備えた古民家バリアフリーリノベーション
- リフォーム
- トイレ
- 浴室
- キッチン
ここがユニバーサルデザイン
トイレ
高齢のご家族と将来の車椅子使用に備え、十分なスペースがある洗面脱衣室からアプローチできる場所にトイレを配置。(写真After)
扉は開き戸から、開閉操作がしやすく、開口幅が車椅子使用でも出入りしやすい広さの「大開口建具」に変更し、トイレ内外の段差も解消しました。また、大便器はタンク式からコンパクトなタンクレストイレ「サティス」に変更することで、大便器前での動作も負担なくできるようになり、大便器前のスペースが十分あることで、車椅子使用でも十分な広さを確保しました。 (写真左)
大便器横には介助スペースを確保し、立ち座りサポートと車椅子からの移乗も想定して手すりを設置しました。(写真右)
浴室
浴室扉は開き戸から開閉操作のしやすい引き戸に変更。開口幅も広げ、 浴室内外の段差も解消しました。(写真After)
在来浴室をバリアフリーリフォーム。浴室は「スパージュ_サポートパック」を採用し、壁一面に設置した「フラットサポートバー」で洗い場、浴槽内などどこにいてもバーを握ることができます。床はタイル仕様から冬場でもヒヤッとしない「サーモフロア」仕様にとなり、ヒートショックにも配慮しています。(写真左)
洗い場にはベンチ機能のあるカウンターが設置されており、足腰に負担があってもベンチに座ることで安全な姿勢で使用できます。
浴室内の窓は複層ガラスで断熱効果がある「インプラス」を採用し、ヒートショックに配慮しました。
キッチン
キッチンは「リシェル」を採用。下部の収納は、軽い力で開閉できる「らくパッと収納」ですっきりと収納でき、キッチン前は動作しやすいスペースを確保しました。また、IHコンロなので、加熱も安全に行えます。(写真After)
水栓金具は「ハンズフリー水栓」を採用。手をセンサーにかざすだけで吐水・止水ができるので、水栓の操作が不要です。また、対面式なので、家族みんなの顔が見えるので笑顔が広がります。