事例3
車椅子使用のご家族の生活に配慮したマンションバリアフリーリフォーム
- リフォーム
- トイレ
- 洗面脱衣室
- 浴室
- LDK
- 主寝室
ここがユニバーサルデザイン
トイレ
車椅子使用のご家族が自立して使用できるようにリフォーム。トイレ内は、車椅子でのアプローチのしやすさとスペースを確保するため、コンパクトなタンクレストイレ「サティス」を採用。また、車椅子から大便器に移乗する際、水平移乗がしやすいよう車椅子の座面とトイレの便座面の高さを揃えるため、大便器を嵩上げして高さを調整しています。 (写真After左)
大便器での着座姿勢の安定と転倒防止を考慮して、「背もたれ付肘掛け手すり」と「はね上げ式前方ボード」を設置。安全性を高めました。(写真After右)
洗面脱衣室
洗面化粧台は、車椅子対応の洗面化粧台「ドゥケア・カウンター」を採用し、車椅子使用のご家族が自立して使用できるようにしています。洗面の下にスペースがあるので洗面化粧台にしっかり近づくことができ、水栓金具はシングルレバーなので、操作もラクです。また、ミラーキャビネットに加えサイドキャビネットを設置することにより、収納力も十分確保し、車椅子使用でも中下段の収納が使えるので便利です。
浴室
浴室は、ユニットバスルーム「リノビオV」を採用。洗い場は、移乗台を設置した場合や健常の家族も共用で使用できる位置に水栓金具やコーナーシェルフの高さを設定しました。
LDK
LDKの扉は、引き戸タイプの「ラシッサD パレット」を採用。開閉操作がラクにでき、床面に段差がなく、開口幅が広いので、車椅子使用でも安全に出入りすることができます。また、取っ手はバータイプなので、家族全員が使いやすくなっています。(写真左)
スペースの有効活用として、扉は引き込みとし、壁面に収納を設けました。(写真右)
主寝室
主寝室の扉は、広い有効開口の引き戸を採用。LDK同様、開閉操作がラクにでき、床面に段差がなく、開口幅が広いので、車椅子使用でも安全に出入りすることができます。