2024/11/26
水まわり・タイルの国内事業が100周年を迎えたLIXILでは、次の100年を創造していく新製品として、
新コンセプトの浴室空間「bathtope(バストープ)」を、
2024年11月26日(火)(イイフロの日)に発売します。
今回は、この「bathtope」について詳しくご紹介します。
たたんで収納できる布製の浴槽で、
シャワールームにもバスルームにもなる浴室空間を。
bathtopeは、布製の浴槽(fabric bath)にお湯をためて入浴し、使用後はコンパクトにたたんで収納することができるリムーバブルな浴槽を備えた浴室空間です。
浴槽が固定された従来の浴室では手狭に感じるような空間でも、時間、季節、気分に合わせて浴槽を着脱できるため、広い浴槽と広いシャワールームを切り替えることができます。従来のFRP製浴槽とは異なる、ファブリックバスならではの軽やかな素材感、洗練されたデザイン、包まれるような入り心地で、新感覚のリラックス空間をご提供します。
ライフスタイルの多様化に合わせて、入浴スタイルも様々に。
浴槽浴が当たり前という考え方から、入浴方法も変化してきた現在。3年以内に自宅浴室のリフォームを検討している人を対象に入浴方法を調査した結果、半数以上がシャワー浴と浴槽浴を使い分けていることが分かりました。このような入浴方法の変化はもちろん、環境への意識を含め、生活者の暮らしや考え方は多様に変化してきています。
そこで、限られた空間を有効活用しながら地球と人の豊かさを両立できる理想の浴室を追及し、コンパクトでフレキシブルな浴室空間を提供する「bathtope」の開発に至りました。
「bathtope」が提供する、3つの新しい“浴室の価値”とは?
Value 01
シャワー浴・浴槽浴の切り替えとその可能性。
浴槽は人の手で簡単に着脱できる布製。広い浴槽に浸かる浴槽浴と、浴槽を外して広々とした空間でのシャワー浴の両方が可能となります。ファブリックバスの浴槽浴は、布ならではの包まれるような柔らかさを感じる入浴感で、他では体験できない新しい感覚です。ホテルから、季節やゲストに合わせて入浴方法をご提案することも可能ですし、ゲスト側で気分や宿泊スタイルに合わせて、入浴方法を自由にお選びいただくことも可能です。
Value 02
空間の有効活用と広い浴槽を両立。
通常、1216サイズ(浴室の内寸1200mm × 1600mm)のコンパクトなユニットバスの場合、浴槽の長さは1200mmになりますが、bathtopeの浴槽は最大限に空間を活用し、長辺の1600mm方向を使った広い浴槽を実現しました。浴室がコンパクトになることで、水回りのレイアウトはもちろん、客室全体のレイアウトの自由度がアップし、設計の幅も広がります。
Value 03
節水で、素材で、環境に配慮。
ファブリックバスは身体にフィットする特長から、同じ1600サイズのFRP浴槽と比べて、約26%の節水が可能です。また、素材は主にポリエステル・ポリウレタンで、各部品は分別しやすく設計しています。梱包はリサイクル可能な紙製で資源循環に配慮しています。ゲストの環境意識も高まる中、ホテルとしての環境への取り組みを打ち出すことが可能です。
ホテルでの新しい入浴体験の提供やコンセプチュアルな宿泊施設の創造へ。
旅先で求められる体験や、宿泊施設に対するニーズも多様化し、いかに他の施設と差別化できるかも重要なポイントです。
例えば、より自然の豊かさを感じられるヴィラ施設やグランピング施設での入浴体験として、また環境への配慮をコンセプトに打ち出す宿泊体験の一部として、「bathtope」は新しい浴室価値・宿泊価値の提供を実現できる商品と言えます。
いかがでしたでしょうか。
長年にわたり時代に即した先進的なアイデアや技術を反映した浴室を提供してきたLIXILは、
新たなカテゴリーの浴室で、これからの入浴習慣を変える空間を創造します。
この新しい入浴スタイルとともに、ホテルや宿泊施設においても、
ゲストにとって新しい宿泊体験を創造していきませんか?