2024/02/25
今回は、一般のホテルユーザーに、オンラインインタビューなどの調査を実施。
プライベートユースとビジネスユースそれぞれで、宿泊するホテルを選ぶとき、決定するときに、
宿泊ゲストがどこに注目して、何を決め手としているのか。
ホテルづくりやゲストへの訴求の上でも役立つ情報をご紹介します。
ゲストの視点 ― プライベートユース編
利用するホテルのタイプやグレード
パートナー同伴の場合、ホテルでの時間を重視する際には、リゾートホテルやラグジュアリーホテルなど少しランクの高いホテルを選ぶ場合があります。
友だち同士での旅行や一人旅の時には、観光目的の場合でも、立地を重視したシティホテルやビジネスホテルを選ぶこともあります。
情報源とするもの
公式ホームページや予約サイトだけでなく、InstagramなどのSNS、ブログ、口コミなど、様々なところから情報収集し、ある程度時間をかけて選定します。
“本当の姿”を知りたいのでリアルな見た目がわかる情報を探します。リアリティがあるので、動画があると選択の優先順位が上がりますね。SNSで「盛られていない写真」などを探したり、ブログは無加工の写真が多い印象なので参考にしています。リアルな清潔感や、照明の実際の明るさなどもわかりやすいですね。お風呂の照明が明るすぎるとリラックスできないので、よくチェックしています。
ホテル選定のポイント
ホテルは、旅の一部として「どう楽しめそうか」が重要!
ホテルステイ重視の旅行や家族との旅行では、「浴室」はホテル選びで欠かせない重要ポイントですね。
子どもも含めた家族旅行の場合は、余分な荷物を減らせるので、アメニティが充実しているかも選定のポイントになります。子ども用のアメニティがあることがホームページに記載されているホテルは優先順位も上がりますね。
ホテルステイ重視の旅行や家族との旅行では、「浴室」はホテル選びで欠かせない重要ポイントですね。
子どもも含めた家族旅行の場合は、余分な荷物を減らせるので、アメニティが充実しているかも選定のポイントになります。子ども用のアメニティがあることがホームページに記載されているホテルは優先順位も上がりますね。
アメニティが、ブランドものやオーガニックのものだと、テンションが上がります!
+αとして、体験や思い出になる「アクティビティ」「お土産」がセットになったプランは魅力を感じます。
ゲストの視点 ― ビジネスユース編
利用するホテルのタイプやグレード
出張の際には、基本的に、会社規定の経費内に収まり、且つアクセスを重視したビジネスホテルを選びます。
仕事であっても、自分へのご褒美や疲れている時など、たまに自費負担でホテルをランクアップする場合も。
情報源とするもの
必須条件を満たす候補から、水回りの写真、築年数で清潔感を判断し、絞り込みます。
基本的に制約が多いので、写真・口コミ確認するのは、予約サイトや公式ホームページまでで、あまり時間をかけず決定することが多いですね。
ホテル選定のポイント
アクセスと価格の次には、清潔感や大浴場がポイントに。
アクセスや価格など外せない条件の中で、いかに「きれいそうか」を、築年数や写真で判断して決定します。逆に水まわりの写真を載せていないホテルは、選ぶ際の優先順位が下がってしまいます。
客室内の浴室がユニットバスの場合は浴槽が狭いため、「大浴場付き」ホテルだとリフレッシュできる!
アクセスや価格など外せない条件の中で、いかに「きれいそうか」を、築年数や写真で判断して決定します。逆に水まわりの写真を載せていないホテルは、選ぶ際の優先順位が下がってしまいます。
客室内の浴室がユニットバスの場合は浴槽が狭いため、「大浴場付き」ホテルだとリフレッシュできる!
プライベートとビジネス、どちらのシーンでも
共通してポイントに挙がる「浴室」
プライベートでは、旅の一部としてホテルを楽しむ上で、グレードを重視したり、SNSなどでしっかり情報収集して決めている印象です。ビジネスでは、アクセスや価格などの制約である程度絞られるため、その中から築年数やイメージできれいな印象のホテルを選ぶよう。
どちらにも共通して挙がったのは、アメニティや大浴場などを含め、浴室に関するものです。さらに清潔感などを重視する声も多く、訴求する上でも外せないポイントと言えそうです。
次回は、ホテル選びを左右する浴室や水まわりに関して、ゲストがどこに注目しているのか、さらに深掘りしてご紹介します。
いかがでしたでしょうか。
普段ゲストがどのような点を重視してホテル選びをしているのか、
ポイントとなるキーワードがいくつか見えてきました。
ぜひ、ゲストへの訴求やホテルのコンセプトづくりなどにお役立ていただければと思います。