2021/02/26
一部地域で緊急事態宣言が延長されるなど、厳しい状況が続く観光業界。
ただ、世界的にワクチン接種が進行・普及し始めている今、
中長期的な視点での経営改善・価値創出に向けた取り組みが喫緊の課題となっています。
今回は、浴室リニューアルによる新たな潮流のひとつについてご紹介します。
浴室リニューアルで経営効率改善。
注目のアウトベイシンスタイル&シャワーユニット化。
新型コロナウイルス感染症の影響によって多様化した宿泊ニーズ。ホテルのワーケーションやステイケーション利用などの需要が高まっています。そんな中、大手ホテルチェーンによる新しいコンセプトのホテル開業が注目を集めています。非対面/非接触チェックイン・アウト&モバイルキーなどのデジタル技術の導入をはじめ、客室空間もスマート&コンパクト化。全室浴槽のないシャワールームを完備するなど、無駄を削ぎ落とすことでリーズナブルな価格を実現し、機能性・利便性を追求しています。
また、LIXILが過去に行った調査では、共用施設として大浴場がある場合、客室でお湯を張らない“大浴場派”が6割を超えることもわかっています。大浴場を備えた、ある全国ホテルチェーンでは、リニューアルによって客室を客室露天風呂付の「プレミアム」とシャワールームのみの「スタンダード」にわけることで、経営効率・稼働率を高める工夫を行っています。
このように、ホテル客室リニューアルでひとつの潮流になりつつある、浴室のシャワーユニット化。浴槽がないことにより日々の清掃効率がアップし、浴槽にためるお湯がなくなることで節水・コスト削減が期待できます。さらに、省スペースなシャワールームによって客室をアウトベイシンスタイル化することで、洗面やトイレを広々と確保でき、お客様の快適性も高められます。
シャワーユニット導入 3つのメリット
ニューノーマル時代のニーズに対応。
アウトベイシンスタイルへのリニューアル。
そこで今回ご紹介するのが、2021年2月にリニューアルしたシャワーユニット「NSシリーズ」です。シャワーユニットはホテルでの採用増加をはじめ、ここ10年で約1.8倍に市場が拡大(出典:キッチン・バス工業会調べ)しています。そんな中、LIXILシャワーユニット「NSシリーズ」は、身体を洗うだけではないワンランク上の機能性や客室の居室空間と調和する高いデザイン性が特長となっています。
SPAGEでご好評の「アクアタワー」により、全身を包み込んでくれるようなボリューム感のあるオーバーヘッドシャワーや、落下するお湯の心地よい刺激が味わえる「打たせ湯」など、くつろぎのシャワータイムを実現します。ゆったりくつろげるフルワイドベンチがついたタイプも魅力です。
また今回のリニューアルのポイントのひとつが、デザイン性の高いシャワーシステム。水栓とスライドバーが一体化したスタイリッシュなデザインが特長で、空間をスマートに演出します。ホテルからのご要望が多いブラックも揃え、選べる2色展開です(OG1〈ブラック〉は2021年5月発売予定)。
客室のアウトベイシンスタイル化&多彩なデザインで、
ニーズに合わせたリニューアルをサポート。
さらにシャワーユニット「NSシリーズ」のリニューアルで、トイレ・洗面空間を独立させるアウトベイシンスタイル化を実現。3 in 1タイプのユニットバスで多かったトイレ・洗面の使いづらさといったお客様の不満を解消し、より使いやすく快適な水まわり空間へとリニューアルできます。
上質なタテライン照明や豊富な壁・床のカラー・質感が選べるなど、デザイン性の高さも魅力の「NSシリーズ」。居室空間と調和させることで、お客様がより心地よく快適に過ごせる魅力的な空間づくりをサポートします。
いかがでしたでしょうか。
清掃・コスト面でのメリットに加え、お客様の満足度向上にもつながる
浴室をシャワーユニット化するアウトベイシンスタイル。
withコロナ時代のニューノーマルを見据え、中長期的な経営改善と新しい価値創出の一助として、
ご検討いただけますと幸いです。