Case Interview ④
出雲ロイヤルホテル 様
NS

改装のきっかけを教えてください

以前の3点式ユニットバスは、導入してから約30年ほどが経っていました。そのなかで、浴室周りについてはお客様からも「ちょっと古いね」といったお声も出ており、今回リニューアルすることになりました。
改修を決めたタイミングは、コロナ禍で不安な面もありましたが、コロナが明けた時を見据えて、必ずお客様に戻ってきていただけるような、そういう環境を整えることが大切だと考えました。また、島根県の補助金も一部活用させてもらい、これも後押しになりました。

LIXILをご採用いただいたのは、どのような理由からですか？

今回は、浴槽・洗面・トイレの3点式ユニットバスを、シャワーユニット、トイレの2点にリニューアルしました。検討段階では、過去に行ったことのある施設様を参考にしたり、またホテル業界、旅行業界のつながりを活かしつつ情報を集めました。具体的に計画が進んだ段階で、設計会社からLIXILの製品の提案がありました。
今回の改装では、スペースを広げられない事情があり、浴室周りも以前のスペースの中で改装しなくてはならないという課題がありました。そこに、再び3点式ユニットバスを入れたとしても、ただ新しくなるだけです。さらにお部屋の価値を高めるためには、どういうものが最適かを考えました。そこで今回導入したのが、多機能シャワーがついたシャワーユニットでした。当ホテルはビジネスユーザーもたくさんいらっしゃいますので、そのようなお客様に満足いただけるもの、同時にレジャーのお客様にも満足いただけるもの、この両方を考えたときに、シャワーユニットを採用することになりました。

リニューアル後、宿泊ゲストからの反応はありましたか？

お客様から「いいねこのお部屋」「使い勝手良かったよ」と言う声をいただいて、素直に改修して良かったと思いました。ビジネスユーザーのお客様はリピーターの方もいらっしゃいますが、そういったお客様にも選んでいただいています。
また、良い面だけでなくマイナス面もおっしゃっていただける常連のお客様からご意見をいただいたり、弊社の宿泊チームのメンバーは全員試してみて、何があると更に良くなるかなど、意見を出し合っています。

今回のリニューアルによって、今後期待する変化などはありますでしょうか？

弊社の場合は、ビジネスからレジャーまで幅広いお客様にご利用いただいています。一方、これまでは若年層のお客様は少なかったのですが、今回の客室を設けたことによって、若い層のお客様にもリーズナブルにご利用いただけるようになったと思います。ここは出雲のお社様のお膝元ですので、例えば女性の二人旅にもおすすめです。今回の改修によって、そういった新しい層のお客様にもお越しいただける環境が整いました。今までに当ホテルをご利用いただいていないお客様にも、ぜひお越しいただけたらと思っています。