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施工事例

CASE 03 高性能窓×自然素材で健やかな暮らしを実現

福岡県福岡市/エコワークス株式会社 香椎浜モデルハウス
福岡県福岡市/エコワークス株式会社 香椎浜モデルハウス

九州でも住宅の高断熱化が必要

コンセプトは「自然素材でつくる健康的な住まい」。天然乾燥無垢材をはじめ、珪藻土や和紙、無染土無着色の畳などを使い、赤ちゃんからお年寄りまで健やかに暮らせるよう配慮されている。
コンセプトは「自然素材でつくる健康的な住まい」。天然乾燥無垢材をはじめ、
珪藻土や和紙、無染土無着色の畳などを使い、赤ちゃんからお年寄りまで健やかに
暮らせるよう配慮されている。
九州というと暖かいイメージを持たれる方が多いかもしれませんが、実は、冬はかなり冷え込みます。
私は岩手県の出身なのですが、はっきりいって、うちの実家よりも福岡の家の方が寒いのですよ。
北海道や東北の住宅はしっかり断熱されているのに対し、九州ではいまだにアルミサッシ+単板ガラスの窓を採用している新築住宅も少なくありません。おそらく、「九州は暖かい」という先入観がそうさせてしまっているのでしょうね。
確かに国の定めた断熱基準では比較的暖かい地域に当てはまりますが、これはあくまで基準に過ぎないのです。快適で健康に暮らせる住まいをご提供するためには、九州でも住宅そのものの高断熱化が必要です。だからこそ、私たちは東北の断熱基準をクリアする住まいづくりに取り組んでいます。

選択のポイントは「断熱性+耐久性」

開放感にあふれるLDKには『サーモスX※』の掃き出し窓を採用。断熱性能を高めながら、内と外がつながる心地よい空間に。
開放感にあふれるLDKには『サーモスX』の掃き出し窓を採用。
断熱性能を高めながら、内と外がつながる心地よい空間に。
住宅の高断熱化を考えるとき、住まいの中で最も熱の出入りの多い"窓"がポイントとなります。
断熱性能だけを考えれば、やはり樹脂窓の方がよいとは思うのですが、気になるのが"耐久性"。弊社では「100年住宅」というテーマを掲げ、永く住み続けていただけることも重視しているため、窓についても耐久性をきちんと担保できるものを採用したいと考えています。
耐久性に優れたアルミと樹脂を融合したハイブリッド窓でありながら、しっかり断熱性能が出せるという点で、『サーモスX※』はエコワークスの家づくりのコンセプトにぴったりマッチしていました。

トリプルガラスとは思えない軽さ

2階のキッズルーム。東面に『サーモスX※』、隣家が接する南面には『防火戸FG-H』を配置。「サーモスシリーズならではのスマートなデザイン」で統一。
2階のキッズルーム。東面に『サーモスX』、隣家が接する南面には『防火戸FG-H』
を配置。「サーモスシリーズならではのスマートなデザイン」で統一。
実際に『サーモスX』を使ってみて驚いたのは、引違い窓でも本当にラクに開け閉めできるのです。
フレームもすっきりしているし、言われないと"トリプルガラス"とは思わないですよね。
このすっきりしたデザインは、サーモスシリーズならではの特徴だと思いますが、クレセントなどのパーツは『サーモスU-H』よりも高級感のあるデザインになっていて、よりスマートな印象になったと思います。
ディテールにも、リクシルさんのこだわりを感じました。
日差しを遮りながら自然を採り込む
この住宅では、外とのつながりが感じられるよう、開口をかなり大きくしています。
ただ、南面が隣家に接しているため、西面の窓を大きくしているのですが、この場合、西日対策が課題となります。
どんな季節に、どんな角度で日差しが入ってくるのか。私たちは、気象庁のアメダスのデータで、このエリアの日の入り方や風向きなどを調べて開口計画を立てるようにしています。
窓だけで考えるのではなく、ひさしや格子、よしず戸、シェードなどを効果的に組み合わせることで、日差しを遮りながら、外の緑や自然の風を採り込めるように配慮しています。
内と外がつながる心地よさも、私たちがこだわっているポイントです。
東面の窓は朝の日差しと意匠性を考慮し縦格子を配置。西面には夏場の西日対策として、スタイルシェードを採用。
東面の窓は朝の日差しと意匠性を考慮し縦格子を配置。
西面には夏場の西日対策として、スタイルシェードを採用。
施工会社
エコワークス株式会社
採用窓商品
サーモスX(単体引違い窓×5、縦すべり出し窓×1、FIX窓×6)
防火戸FG-H
スタイルシェード
※現在サーモスXは終息しております。後継商品はハイブリッド窓TWをお求めください。

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