施工事例
CASE 02 開放感と断熱性を両立した内外一体空間
愛知県名古屋市/安藤建築株式会社 モデルハウス
安藤建築株式会社
代表取締役会長
安藤友治 氏
代表取締役会長
安藤友治 氏
家族の絆を育む、開放感いっぱいのリビング
リビングは『サーモスX※』と『ワイドウイン』を採用。
庭と室内の床・天井をフラットにつなげることで内外一体空間に。
庭と室内の床・天井をフラットにつなげることで内外一体空間に。
近年、家族の住まいでの過ごし方が変化してきたといわれています。
以前は個室にこもって家族がバラバラに過ごしていたのが、中越沖地震さらには東日本大震災を境に、リビングで家族がいっしょに過ごすようなプランを要望される方が増えてきました。
そうした時代の変化の中、「家族の絆を育む住まい」をテーマに考えたのがこのモデルハウスです。この住宅には家族のコミュニケーションを促す仕掛けがいろいろあるのですが、いちばんの特徴は「開放感」。家に居ながら四季の変化や自然の緑を感じられる内外一体空間で、家族みんなが心地よく楽しく過ごせるように計画しています。
そして、私たちのこのコンセプトにぴったりはまった窓が『サーモスX※』なのです。
アルミ樹脂複合窓で圧倒的な断熱性能
開口を広くとるためには、窓の断熱性能がカギとなります。
最近では、各メーカーがトリプルガラスを使った高断熱窓を続々と出していますが、『サーモスX※』が画期的なのは、アルミ樹脂複合窓でこれをやったことではないでしょうか。"木製"や"樹脂製"だと、どうしても耐候性に疑問があって、メンテナンスのことを考えると自信を持ってお客さまにおすすめするのは難しいところがあります。
家は永く安心して住み続けてもらうことがとても大事なことなので、耐候性に優れるアルミ樹脂複合窓で圧倒的な性能を実現したというのは、絶対的なアドバンテージだと思いますよ。それと、フレームが細くて景色を取り入れやすいというのも魅力的ですよね。
和室をはじめ各空間に大開口の窓を配置し、それぞれの窓の外側には70pほどの緑の空間を確保。
実際以上に部屋が広く感じられ、緑を取り込みながら暮らせるよう配慮されている。
実際以上に部屋が広く感じられ、緑を取り込みながら暮らせるよう配慮されている。
『サーモスX※』で開口計画を大胆に
冬の冷込みが気になる北面の水回りにも、大開口の『サーモスX※』を採用。
窓の外側を壁で囲いバーゴラを配置することで、外からの視線をカット。
窓の外側を壁で囲いバーゴラを配置することで、外からの視線をカット。
窓の性能が高ければ、思い切った開口計画を立てることが可能となります。たとえば、南面だけ開口の広さにこだわるのではなく、北面の開口面積を広げてもいいわけです。
この住宅では、バスルームやトイレ、和室を北面に配置しているのですが、かなり大胆に窓を大きくしています。これも『サーモスX※』の性能が高いからこそ、実現できたことだと思います。
あえて壁を設けることで開放感を確保
窓の外側にあえて壁を設けることで、"カーテンレス"でも
視線を気にせず外の景色を取り込むことが可能。
視線を気にせず外の景色を取り込むことが可能。
開放的な空間をつくる際、考えなければいけないのが"プライバシーの確保"です。たとえば、南面は開放感を重視して開口部を大きくするというのが一般的なプランだと思いますが、実際の暮らしを見てみると、外からの視線が気になってレースカーテンを閉めっぱなしにしているお宅も少なくありません。
このモデルハウスでは、あえて窓の外側を壁で囲っています。そうすることで、外からの視線を気にすることなく、開放的な暮らしを楽しむことができるわけです。壁と窓の間に植栽を配置すれば、緑を楽しむことだってできます。室内と室外がつながれば、コンパクトな敷地であっても、空間が実際以上に広く感じられるのです。
真夏の屋根裏部屋でも涼しく快適
夏でもエアコンをかける必要のない日があるほどの遮熱性能。
一般の住宅と異なり、屋根裏スペースでも"蒸し風呂状態"になることはない。
一般の住宅と異なり、屋根裏スペースでも"蒸し風呂状態"になることはない。
この住宅では、遮熱性も追求しています。屋根や壁は遮熱塗料と遮熱シートの二重の対策を行い、窓は遮熱タイプのLow-Eガラスを採用。さらに、調湿機能のある壁材を使って湿気も抑えているので、真夏の暑い日でも、エアコンなしで十分涼しく感じられます。
その効果が最もわかりやすいのが屋根裏の部屋です。普通、夏だと蒸し風呂状態になるものですが、この住宅だと、外気温が30℃近くあるような日でも、それほど暑さを感じません。
お客さまをご招待した見学会では、わざとこの部屋で打ち合わせをするようにして、窓を閉め切ってエアコンをつけずに、その効果のすごさを体感してもらうようにしているのですが、皆さん、本当に驚かれますよ。