情報誌LIXIL eye コンテンツガイド

LIXIL eyeでは、各企画について毎号異なるテーマを選定し、シリーズ形式で掲載しています。ここでは各企画の内容を簡単にご案内します。
※各企画と画像は全てno.30(2024年1月発行)のものです。

建築のまちを旅する

日本全国、どのまちを訪れても、そこにはすぐれた建築があります。それにまつわるエピソードを知れば、旅はさらに面白くなります。

「建築のまちを旅する」は、1つのまちに着目し、そこで育まれた建築や建築家をその土地のストーリーとともに紹介する特集企画です。

まちや建築をよく知る案内人にナビゲートしていただきながら、新旧を問わず代表的な建築を訪問し、写真や図面を交えてその空間体験をレポート。実際に旅をしているような気分でお読みいただけます。

また建築、インテリア、ランドスケープなど、幅広いスケールとジャンルの見どころをぎゅっとまとめた建築めぐりマップも掲載しています。

これまでに旅したまち

住宅クロスレビュー

2組の建築家が、互いの設計した住宅を体験し、共通するテーマについて語り合う連載企画です。

採り上げるテーマは、環境、素材、まちに開く、寸法感覚、住み継ぐ、町家など幅広い視点で設定。建築家の世代、住宅が建てられた年代もさまざまです。

見る側/見られる側という往復を経た対談と住宅の写真・図面から構成。そこから浮かび上がる互いの個性や共通する点、設計への思いを紹介しています。

建築家の〈遺作〉

日本の戦後建築界を代表する建築家の<遺作>に着目した連載企画です。

その建築家とゆかりのある方に、<遺作>と考えられる建築を挙げていただき、それを設計していた頃のエピソード、スケッチ・図面・写真から見てとれる晩年の設計思想を振り返ります。

代表作として採り上げられる機会は少なくても、<遺作>を通して、建築家として歩みながら磨かれていった独自の境地を掘り下げます。

新世代・事務所訪問

次世代のプロジェクトが胎動する設計者の事務所を訪問し、そこで展開される多様な活動を紹介する連載企画です。

創造的なワークプレイスとそこでの働き方や近作をスケッチ・図面・写真などで紹介。

また対談を通して独自のスタンスを持つ活動そして生き方にも触れながら、新しい建築の姿を捉えていきます。

構造家の新発想

建築の進化をリードする構造家に、自身が構造設計を手掛けた新しい実例とそのアイデアがどのように生まれてきたのかを解説していただく連載企画です。

材料技術や解析技術のめざましい発達によってさまざまな建築構造の可能性が拡がる中で、構造家の新発想を通して見た次世代の新しい建築を探ります。

触覚デザイン

近代建築の中から、建築家がセレクトあるいは自らが設計したパーツデザインを紹介する連載企画です。

人が建築に触れる部分――人と建築の関係を生み出すインターフェイスともいえるディテール(ドアハンドル、階段手すりなど)に着目。

そこには建築が人とどう向き合うかという思想が現れていると同時に、優れた職人の手業を見ることもできます。

土木のランドスケープ

土木施設はその機能を果たすために、時として人を遠ざけてきましたが、本企画では、公共空間として、ランドスケープとして、人に寄り添った新しい土木の景色が実践されている事例を紹介しています。

その施設が持つ機能、つくられた背景、人との関係性などを図面や写真とともに解説。土木施設をより身近に感じていただける連載企画です。

TOPICS・INFORMATION

LIXILの最新情報をお届けする企画です。ものづくりを軸としたさまざまな企業活動、商品をご採用いただいたプロジェクトの施工事例、LIXILビジネス情報サイトの更新情報、INAXライブミュージアムの展示などについて紹介しています。

紙上の建築

イメージを人に伝えるために、ドローイング、スケッチ、テキスト、図面など、さまざまな平面表現を行うところから建築はつくられていきます。

本企画では、建築家の手を通じた自身の建築観を表す平面表現を試みていただき、解説文と合わせて紹介しています。

3ページの小さな世界に展開される個性豊かな平面表現から、新しい建築の可能性を感じていただける連載企画です。

公開日:2024年03月27日