どの年代のお客様にも響く知って得する黄金パターン【プラン編】
すべての年代で３割以上の女性がほしいと回答しているプラン要素とは？

お施主様からご要望の多い住宅プランのニーズをご存じですか？
2万人調査より、20〜50代女性の全年代で、3割以上の回答率となった項目を抽出し、「重要となる空間要素]を厳選した住宅プランのケーススタディをご紹介します。

どの年代でも3割以上の女性に共通の価値観

まず、「価値観」に関わるアンケート項目をみると、選択肢全50項目のうち、20代〜50代すべての年代で30％以上の人が「YES」と回答した価値観が5項目ありました。

＜黄金パターンを考える5つの価値観＞

• 一般的な価値観として下記の2点が上位を占める結果となりました。
  ① 家族で過ごす時間を大切にしている
  ② 家ではリラックスしてくつろぐ
• 住宅づくりにも関わる項目で特に注目したい価値観としての3点があげれます。
  ③ ゆっくりお風呂に入る
  ④ 窓から入る光や風が大切
  ⑤ 食品・生活雑貨をまとめ買いする

これらの5つの価値観は、どの年代でも30％以上が「YES」と回答しており、住宅プランを考える上で重要な価値観となります。

①

②

③

④

⑤

どの年代でも3割以上の女性に共通のほしい空間

次に、「欲しい空間」に関わるアンケート項目をみると、選択肢全60項目のうち、20代〜50代すべての年代で30％以上の人が「YES」と回答した価値観が7項目ありました。

＜黄金パターンを考える7つの空間要素＞

• 洗濯に関するほしい空間：
  ① ランドリールーム
• 収納に関するほしい空間：
  ② 布団や季節物をしまう大容量収納
  ③ 大容量のリビング収納
• キッチンに関するほしい空間：
  ④ ストックや調理器具をしまうパントリー
  ⑤ 大容量のシステム収納
  ⑥ 家族で料理片付けしやすいキッチン
  ⑦ ダイニングに行き来しやすいキッチン

これらの7項目は、どの年代でも30％以上の人が欲しいと回答している項目で、子育て初期〜子供独立期のどのライフステージにおいてもニーズの高い空間と言えます。新築の時点で、この空間要素を採用することで、20年後、30年後住み続けた後もお施主様に「採用してよかった」と感じて頂ける空間要素となりえます。ライフタイムバリュー（生涯顧客価値）を向上させる可能性のあるこれらの7つの空間要素をご提案できていますか？

データから見る 押えておきたい3大収納

収納というと、各個室ごとにクロゼットを配置する方法が一般的ですが、データの結果より『家族の共有物をしまうための共有エリアの収納を充実したい』という根強いニーズに対応できる収納スペースを計画する事がポイントです。

＜押さえておきたい3大収納＞

• ① 大容量納戸
• ② リビング収納
• ③ キッチンパントリー収納

多くの女性のニーズを叶えるプランアイディア

今回のアンケート調査結果を踏まえ、どの年代でも3割以上の女性がほしいと回答した、生涯顧客価値の向上につながる7つの空間要素をすべて盛り込んだ住宅プランのケーススタディ（平面図）をご紹介します。是非、住宅企画のアイディアにご参考ください！

生涯顧客価値を高める住宅提案を

人生100年VUCAの時代と言われています。住宅業界も「ライフスタイル提案」だけでなく「ライフタイム提案」が必要になってきています。長期的な耐用年数の住宅スケルトンをベースに、「高性能仕様」「メンテナンス性」「空間可変性」の考え方を取り入れ、さらに、今回ご紹介したような、「長く必要とされる空間要素」を取り入れたロングライフデザインの住宅をご計画・ご提案してはいかがでしょうか？

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